人口問題・経済問題と地球環境問題との関係(1)人口爆発

世界の人口は、70億人を超え、現在もすごい勢いで増え続けています。このことが、地球環境問題を悪化させ、経済のひずみを大きくして、持続可能な社会の構築の妨げとなっています。日本では、逆に、人口が減少に転じ、少子化対策が話題に上っています。
世界と日本で何が違うのでしょうか。私たちの暮らしや環境への影響はどうでしょうか。

<世界の人口爆発の現状>
 世界の人口は、2011年に70億人を超え、2013年には、72億人と推計されています。
 約60年前の1950年(昭和25年)には、25億人でした。最近では、年間、約1億人も増加しています。
<人口爆発した中国、人口爆発中のインド>
 世界2大人口大国の中国とインドを合わせると、2010年で、約26億人。1950年の世界人口と同じくらいになります。
 1950年には、中国とインドあわせて、当時は、約9億でした。
<人口の順位から:世界中の発展途上国が人口爆発>
 以下は、世界人口のベスト10ですが、発展途上国が上位を占めています。
 <国別人口リスト(2009年)>
1位 中国 13.5億 (1979年から一人っ子政策を実施しているが減らない。実態は、15億とも言われている。)
2位 インド 12.0億 (増加が続いている。2030年代には、中国を抜くと言われている。若年人口が多い。)
3位 アメリカ 3.19億 (先進国で唯一の高い増加率。ヒスパニック系の移民と出産増による。)
4位 インドネシア 2.30億 (増加率高い 1.3%くらい 徐々に低下中)
5位 ブラジル 1.94憶 (増加率低下 1%以下に)
6位 パキスタン 1.81億 (出生率高く、人口の急増が継続する。2050年3.5億で世界4位となる見込み)
7位 バングラディッシュ 1.62億 (増加率高い。 1.5%くらい)
8位 ナイジェリア 1.55億 (アフリカの人口爆発の代表。2050年には、世界5位となるといわれる。)
9位 ロシア 1.41億 (人口減少)
10位 日本 1.27憶 (人口減少)



2015年02月07日 Posted byまこと(気象予報士)@地球環境 at 11:34 │Comments(0)

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