人口問題・経済問題と地球環境問題との関係(3)エコロジカルフットプリント
人口問題とも密接に関係します。
人類が生きていくために必要な面積を「エコロジカルフットプリント」と言います。1972年には地球0.85個、2007年には、地球1.5個となって、地球が足りません。
地球が1.5個必要と言っても、現実には地球は1個しかなく、私たちもそれで生活できているので、実感が沸かないかもしれませんが・・・
人類が生きていくために必要な面積を「エコロジカルフットプリント」と言います。1972年には地球0.85個、2007年には、地球1.5個となって、地球が足りません。
地球が1.5個必要と言っても、現実には地球は1個しかなく、私たちもそれで生活できているので、実感が沸かないかもしれませんが・・・
家計に例えれば、支出が収入より多くても、過去の蓄えがあれば、それを取り崩して、当面は家計が回りますが、いつまでも続けることはできません。蓄えが底をついてしまったら、たちまち破たんしてしまいます。
今の地球と人類の活動の状態は、まさしく、この状態と言えます。収入、すなわち、地球環境が持続的に供給できる資源、食料、エネルギー等の量の1.5倍も人類は使っているのです。足りない分は、化石燃料という過去の蓄えを取り崩し、森林や植物が浄化している大気を、浄化スピードを上回る速さで汚しているわけです。
地球は有限ですから、このままでは、いつか蓄えは底をつき、環境汚染は許容限度を超えてしまいます。
人口が増加して、みんなが、物質的に豊かな生活や経済成長を目指せば、地球の蓄えが底をつく時間がどんどん短くなります。世界の人口爆発と経済成長で、人類の生活基盤である地球環境問題は、時間との闘いになってきています。
このように、人類のさまざまな活動は、地球環境の視点でみると、いろいろなところで、すでに限界を超えているわけですが、影響が具体的に、自分の身に降りかかってくるには時間がかかるため、その深刻さに気づきにくいのです。
とくに、日本は、経済的に豊かで、お金を出せば、なんでも手に入るため、地球全体がどうなっているのか、つい、忘れがちです。
今の地球と人類の活動の状態は、まさしく、この状態と言えます。収入、すなわち、地球環境が持続的に供給できる資源、食料、エネルギー等の量の1.5倍も人類は使っているのです。足りない分は、化石燃料という過去の蓄えを取り崩し、森林や植物が浄化している大気を、浄化スピードを上回る速さで汚しているわけです。
地球は有限ですから、このままでは、いつか蓄えは底をつき、環境汚染は許容限度を超えてしまいます。
人口が増加して、みんなが、物質的に豊かな生活や経済成長を目指せば、地球の蓄えが底をつく時間がどんどん短くなります。世界の人口爆発と経済成長で、人類の生活基盤である地球環境問題は、時間との闘いになってきています。
このように、人類のさまざまな活動は、地球環境の視点でみると、いろいろなところで、すでに限界を超えているわけですが、影響が具体的に、自分の身に降りかかってくるには時間がかかるため、その深刻さに気づきにくいのです。
とくに、日本は、経済的に豊かで、お金を出せば、なんでも手に入るため、地球全体がどうなっているのか、つい、忘れがちです。